北海道の山で一番気を付けないといけないこと、
それはやっぱり、ヒグマであります!
街中だけを走っているなら気にすることもないのでしょうけど…たぶん…。でも、グラベルバイクなどという物に乗っていて、市街地の塵埃と排気ガスまみれの道路が嫌いで、自然の中の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みながら走りたい!…なんて思っていると、ひょっこりヒグマと運命の出会いを果たしてしまう可能性は否定できません。特に早朝なんて、危ないですよね。
そんなわけで、北海道の山ではヒグマと邂逅しないための対策が不可欠だと思うのです。
先日の記事にも書きましたが、ヒグマとまともに戦って人間に勝ち目はほとんどありません。
最善のヒグマ対策は、出会ってしまわないようにすること。そのためには、人間(=自分)の存在をいち早くヒグマに知らせること。
…というわけで、こんなの購入してみました。
Anker Soundcore Icon Mini
この Anker というメーカー、製品はしっかりしていてデザインも良く、私は気に入っております。
パッケージ裏面はこんな感じ。
早速開封してみたら、本体はこんな感じ。
丸みを帯びたデザインで、側面と裏面はシリコンぽい手触り。これは綿埃や手垢が着くやつだ(苦笑)。
説明書は非常にシンプル。分かりやすい。
上面の操作パネル。Anker のスピーカーを買うのは2つ目ですけど、操作方法は同じなので助かります。
左から、
- 電源ボタン
- 音量減ボタン
- 再生・早送り・巻き戻しボタン
- 音量増ボタン
- ブルートゥースボタン
…となってます。
右側面には、こんな防水パッキンの蓋がついてまして、
最初、どうやって開けるのか悩みましたけど、単純でした。指先でえいっと抉るだけ。そこを開けると、充電用のUSB端子と、AUX入力端子。
これだけしっかりした蓋なら、完全防水・完全防塵(IP67)も頷けます。
先日の八月の風サイクリングのコース下見に持っていったスピーカーと比較すると、こんな感じ。
かなり小ぶりで携帯性も良く、ストラップが付いているのでバッグや腰にぶら下げて使えそうです。
体重測定。
重量は 210g 。
新しいスピーカーの方が、160gくらい軽量ですね。荷物が軽くなるのは、やっぱりうれしいです。
音楽プレーヤーとして第二の人生を歩んでいる iPhone4S との組み合わせで、368g でライド中に音楽が楽しめますね!
こんな手のひらに乗るサイズで、音量もそれなりに十分出せました。音質も、まあ悪くはないですけど、このサイズのスピーカーに高音質を期待しちゃいけませんよね。
充電中は赤ランプ。
連続再生時間は最大8時間。このカタログスペックどおりなら、ヒグマ除けはもちろんのこと、いずれ挑戦するブルベの際の寂しい夜のお供、そこまででなくても、音楽を聴きながらポタリングとか、色々使えそうです。
なお、バッテリー残量はスマホ側から確認できる模様。たぶん、このヘッドフォンマークの横の小さな電池マークかな? これも地味に便利だけど、ちょっと表示小さくないですかね? 数字で表示してくれるとうれしかったかな。
2個を組み合わせてステレオ再生とかできるらしいけど、私はそこまで試す予定はございません。
これで、耐久性バッチリだったら完璧!
そんなわけで、とりあえず近いうちに実戦投入したいと思います。
ヒグマ対策でよく推奨されているのはホイッスル。山菜採りなど徒歩移動ならホイッスルが良いと思います。でも自転車ですとどうでしょう? その移動速度を考えると、かなり頻繁に吹かないといけないですし、でもライド中にそう頻繁にホイッスルを吹くのは大変ですよね…。一応、私はホイッスルも持ってますけど、実用上はライド中はあまり使えない気がしております。サイクリストの皆さま、いかが思われますでしょうか?
■後日追記:
実際に使ってみたら、こんな感じでした。ヒグマ対策として使えそうな気がします。