2020.08.01、八月最初の土曜日、 SMR*1 ということで久しぶりに朝5時に自宅を出発。
それにしても、SMR 自体がちょっと久しぶりかも? 先週とか走れなかったですしね。
朝から既にジリジリ焼けるような陽射しを感じながら、東へ進路を取りました。
私の住む赤平市から、芦別市に入り、いつものように上金剛山の前を通る裏道へ。
本日の乗機は、SURLY DISC TRUCKER 。
もともと26インチ用のフレームに、650Bホイールを入れたポタリング仕様であります。
SURLY のオフロード系ツーリングハンドル、MOLOKO BAR も大変調子よいですよ! 珍妙な形状のハンドルバーですけど、外側を広く使って荒れた道でも安定走行、角の部分(白いバーテープ部分)を握って舗装路を定速巡航と、長距離ライド向けに工夫が凝らされたハンドルバーです。
そして、今回もこのスピーカーをぶら下げております。
もちろん、このスピーカーを持ってきた理由は「ヒグマ除け」(苦笑)。最近、ヒグマ目撃情報が続発している我が家周辺なのであります。
というわけで、こんな感じの道を、芦別市野花南まで進みます。
はい、出ました、「熊出没中注意」。
野花南へ出る最後の小さな峠。
まだ朝靄の残る山並みですが、すっかり陽射しは夏。
国道38号線に入って、富良野方面を目指します。
トンネルを2つ抜けると、滝里ダムが見えてきました。
ここから道なりに進めば富良野市なのですけど、途中で左折して中富良野町へ向かいます。
中富良野町奈江。
山間の畑作地帯。
ヤギたちが警戒モードで私を見つめます。
その理由は、ヒグマ除けにこんな音楽を流しているから(苦笑)。
こういう長閑な景色にシンフォニックメタルは似合わないので、ここで音楽停止(笑)。
最近、あちこちに看板が増えて、営業努力をし始めた?…そんな風景画館の前でちょっと休憩。
この辺りから登り基調。SURLY DISC TRUCKER は安定長距離ツーリング用のフレームなのですけど、頑丈な分だけ重量もありますので、登り坂は少々辛いです。だけど、ヒルクライムレースじゃあるまいし、のんびり登れは問題なし。
ここから上富良野町。
マジ話なのですが、右後方の道路下の茂みにてガサガサと大質量の動物が動き回るような音がしましたけど、気にしない、気にしない…(震)。おかげで、登りはペースアップいたしました(苦笑)。
やっと登り坂が終了。蕎麦畑の花も満開。
千望峠のてっぺんに到着。
この先、突然に開ける視界、広がる富良野・美瑛の丘陵地帯に、いつもちょっと感動します。
手前の薄紫色の花、なんだろ? 雑草なんでしょうけど、キレイ。
遠くの山並みは雲に隠れてしまっているのが、ちょっと残念。
だけど、本当に気持ち良い、短い北海道の夏の景色です。
千望峠駐車公園で休憩。
やっぱり BOMBTRACK ARISE-2 2018 と比べても、登りのペースが上がらないので、時間がかかりました。でも、急がないのが SURLY 流の自転車の楽しみ方だと思う私です。
現在、こんな感じの機体になっているのですけど、ちょっとハンドルバーを下げようかと検討中。あと、フロントキャリアを交換したい気分です。
千望峠を下ったら、パノラマロード江花へ。
更に南下し、いつもの牧場の馬を眺めます。
登り降りを繰り返し、たどり着いたのは中富良野町の北星山。
見下ろす斜面のラベンダーが、今まさに満開!!
風が吹くたびに、ラベンダーの爽やかな香りに全身が包まれます。う~ん、良い香り!
本日、ここをコースに選んだ理由は、まさにこれ! 思った通りラベンダーが満開で、富良野は最高の季節であります。
さて、そこから帰路。富良野市の市街地は避けて清水山から芦別市滝里へ。滝里ダム湖畔の道路で休憩。
それにしても、めちゃめちゃ暑い…。体感温度は絶対に35度とかなってる…気がする(笑)。
500ml×2で持ってきた水が、この辺りで尽きました…。夏はボトル3本用意しないとダメかな…。
正午ころ、とても耐えきれず上芦別のセブンイレブンで補給。生き返った…。
熱中症になっても困るので、ゆっくり休憩してからゴールを目指しました。
そんな感じの走行距離 111km、登坂高度 878m のポタリング。経過時間は8時間を超えておりますので、これが200kmブルベだったら約15時間。完全に DNF ですね(笑)。
平均速度 16km/h 。私の体力と SURLY DISC TRUCKER ですと、このくらいのペースが気持ち良いですね。
計測は今回も Bryton Rider 450 。
新型コロナウイルス禍は依然として世界で猛威を振るっているというご時勢ではありますけど、十分に注意して、北海道の短い夏を楽しみたいと思います。