【SURLY】ICE CREAM TRUCK ここ数年、冬が近づくとファットバイクが欲しくなる病気を患っております。

　ここ数年、冬が来るとファットバイクが欲しくなる病気を患っております私です（笑）。

　だってね、私の住む北海道赤平市はガチの豪雪地帯なものですから、雪が積もると自転車には乗れないのです。スパイクタイヤを履かせるという選択肢もあり、一応、毎年やってるのですけどね…。

ameblo.jp

　それでも、やっぱり欲しくなるファットバイク。

■なぜファットバイクなの？：

自転車用スパイクタイヤの性能を侮るなかれ：

　自転車用のスパイクタイヤは存在します。私が愛用しているのは、Schwalbe Marathon Winter 26x2.0 というもの。もう廃盤かもしれませんけど、ちゃんと後継製品がございます。

SCHWALBE(シュワルベ) MARATHON WINTER PLUS マラソンウインタープラススパイクスノータイヤ 2本セット [並行輸入品]

メディア: その他

　コイツは、実は十分に使えるヤツであります、凍結路面なら！

　雪国の方なら分かるはず、あの冬のアイスバーン。ツルツルのスケートリンクのように凍った横断歩道で転んだ経験のある方も多いはず。かく言う私も、毎年２，３回はスッテン！…とやってしまいます（苦笑）。

　しかし、この Schwalbe Marathon Winter 、そんなツルツル凍結路面でも徒歩より遥かに安全に走ることができるのです。

　…って言うと、皆さん、「うっそだ～。話盛ってるでしょ？」…と疑われてしまうのですけど、これは事実です。ウソではありません！　断言いたします！ 2016年にスパイクタイヤを購入し、４シーズン、冬の北海道の道を走ってみた経験から言わせていただくと、「Schwalbe Marathon Winter は、アイスバーンを徒歩で進むより遥かに安全です！」

ameblo.jp

凍結路面と積雪路面では全く事情が違うのです：

　しかし、上記の話は「凍結路面」でのこと。「積雪路面」では全く事情が違います。

　私の持っているスパイクタイヤ、Schwalbe Marathon Winter のタイヤ太さは２インチ、すなわち 5cm 程度。ひと昔前のＭＴＢのタイヤくらいの太さなのですけど、そんなタイヤは簡単に積雪に埋まってしまいます。雪質にもよりますが、数センチの積雪なら良いのですけど、１０センチくらいになってくるとかなり苦しい…。そして、それを越えてくると…、正直、ちょっと無理です、進めません、私には…。

　また、積雪路面は想像以上にガタガタです。歩行者の足跡の凹みがそのまま残っていたり、重機で除雪された後にソフトボール大くらいの雪と氷の塊が残っていたり、それどころか除雪重機の無限軌道（キャタピラ）の跡（洗濯板みたいな状態）がそのまま残っていたり…、なんてことは普通です。こうなってくると、正直、Schwalbe Marathon Winter 26x2.0 では厳しい…。

　そして、そういう状況にぶち当たるたびに思うのです…、ファットバイク欲しい！…と。