kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

BBBのファットバイク用のリアフェンダー BFD-35R を取り付けてみましたが、2点だけ加工が必要でした。

 2021.02.28 から私の愛車ラインナップに加わったファットバイク CANYON DUDE CF 8 なのですけど、

 

kirdina.hatenablog.com

 

 こういうバイクってドロヨケとか付けない方がカッコイイとは思うのですが、それでも春先の濡れた路面の雪上ライドなどを考えると、背中びちゃびちゃは…ちょっと…ねぇ…

 というわけで、リアフェンダーを付けてみることにしましたが、ちょっと2点ばかり加工する必要がありましたので、そのお話です。

 

 さて、CANYON DUDE CF 8 用に用意してみたのが、こちらの製品。

 

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 オランダのBBBというブランドの製品になります。下の商品写真とは微妙にデザインが違いますけど、同じ物らしいです。型番は BFD-35R

 

 

 まあ、よくあるタイプのリアフェンダーであります。MTB系の自転車には一般的ですね。


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 組み立て方も特に難しいことはありませんでした。完成図のイメージが出来上がっているなら、雰囲気と勘でイケちゃいます。

 

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 はい、出来上がり!


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 で、さっそく我が CANYON DUDE CF 8 に取り付けようと思ったのですけど、ここで問題が…。それは、ドロッパーシートポストとの相性です。


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 上の写真をご覧ください。CANYON DUDE CF 8 には最初からドロッパーシートポストが付いているのですけど、従いまして、このドロッパーシートポストの可動域部分には何かを取り付けることができません

 で、シートポストのうち稼働しない根元部分に今回のドロヨケを付けようと思うと、ドロヨケがリアタイヤに干渉してしまうのです…。なんてこった!

 

 そこで下の写真。このリアフェンダーの取付部分の関節なのですけど、これがもっと上向きになってくれたら、後輪と干渉せずに済みそうです。


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 そんなわけで、まず最初の加工。この関節部分がもっと上を向くように、カッターナイフで削りを入れてみました。加工後の写真が下。上の写真と見比べていただくと、どこを削ったか一目瞭然ですね。


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 こんな感じで、関節部分が上を向くようになりました。


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 では、改めて CANYON DUDE CF 8 に取り付けてみましょう。

 はい、ぽん!!


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 とりあえず、取り付けることはできました。上の写真のようにドロッパーシートポストでサドルを最大限下げても問題なし。サドルやタイヤとの干渉はありません。その大きさやタイヤを覆っている角度、幅などを考えると、十分にドロヨケとして機能して私の背中や尻を泥水から守ってくれそうです。


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 でもねぇ…(苦笑)。

 

 下の写真をご覧ください。


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 なんか、こう、後ろにむかってピョンとなっているドロヨケって、なんかバッタの羽みたいで…、ダサくないですか???(苦笑)

 まあね、こういうタイプのフェンダーですから、仕方ないとは思うのです。それにしてもねぇ…、なんか私の個人的な美的センスに合いません。あくまでも個人の感想、センスの問題ですので、ご容赦を。

 

 そこで、更にひと加工してみることにいたしました。

 それが下の写真です。じゃん! 

 

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 フェンダーの左右から切込みを入れ、これを曲げる形で左右からネジ留めしてみました

 すると、下の写真のように、ドロヨケの後半分ほどが水平に。


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 これなら、バッタの羽のような雰囲気も多少は緩和されるのではないでしょうか。

 フレームやフロントフォークのイメージともマッチしているように思いますけど、いかがでしょ?


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 この状態で40km弱ほどを走ってみましたが、私の背中や尻は無事でした。あとは、リアリフレクターをどうやって取り付けるか、少々工夫が必要かもしれませんね。

 

 そんなわけで、後輪からの泥はねが気になる季節には、このフェンダーに頑張ってもらうことにいたします。