kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

【CANYON DUDE CF8】折れたリアディレイラーハンガーの交換

 2021.02.28(日)に納車されたにもかかわらず、2021.03.06(土)の3回目のライドで転倒してリアディレイラーハンガーを折ってしまった CANYON DUDE CF8。

 

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 まあ、仕方ありませんので、キャニオン公式HPからスペアパーツを取り寄せたところ、1週間かからず速攻で到着。

 

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 というわけで、さっそくリアディレイラーハンガーの交換作業であります。初めての作業でしたけど、それほど難しい作業ではありませんでした。

 

■もくじ:

 

到着したスペアパーツ:

  発注から1週間かからずに到着したスペアパーツ。

 

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 こんな感じの無造作な袋で届きました。一応、内側はプチプチ仕様。

 

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 開封してみたところ、こちらも普通にザラッと入ってました、スペアパーツ。


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 まあ、壊れるような物じゃないからいいですけどね(苦笑)。

 

 

交換作業:

 では、作業開始です。まずはチェーンを外します。


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 使用した道具はこちら。

 

 

 ミッシングリンクの着脱用工具です。これが無くても何とかなるとは思うのですけど、でもやっぱり専用工具は簡単で安心で手早く作業ができますので、これは持っていて損なしと思います。


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 こんな感じで簡単に取り外し。

 

 次に、車体をひっくり返してリアホイールを取り外し。

油圧ディスクブレーキ車をひっくり返して良いのか?:

 なんでも、「油圧ディスクブレーキ車をひっくり返すと、オイルホース内にエアが入ってブレーキが効かなくなる」…という話があります。正直、私も心配だったのですけど、その一方で、「しっかりエア抜きして組付けられていれば、ひっくり返したくらいでエア噛みなんてしない」…という話もあるんですよね。

 で、今回は一か八か、キャニオンの組付けを信じてやってみることにしたのです。その結果…、特に問題は起こりませんでした。ほっとひと安心。

 

 すると、リアディレイラーハンガーはこんな感じで、車体外側からネジで留められており、スルーアクスルとの2点で固定されていることがわかりました。


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 なお、上の写真の構造を見るに、どうやらチェーンステー長を2段階で調整できるようになっているようですね。ディスクブレーキキャリパーの取付台座にもネジ穴が2対あったことに納得しました。

 

 さて、まずはリアディレイラーを取り外しまして。


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 今回交換いたしますリアディレイラーハンガーを取り外しました。

 下の写真、左が折れてしまったハンガー、右が新しいハンガー。


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 取付け作業は取り外しの逆を行けはOK。

 まずは元通り新しいリアディレイラーハンガーを取り付け、リアディレイラーを取り付けます。ネジの締め付けトルクは分かりませんけど、取り外しの際に大まかな感覚で覚えておいて、できるだけ再現する感じでやってます。

 

 リアホイールも取り付けたら、車体を起こしまして。


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 チェーンを取り付けたら出来上がり。


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 ミッシングリンクの取付時にも、先ほどの工具を使います。これを使うと本当にミッシングリンクの作業が楽です。

 

 

 ブレーキやシフターを確認しましたが動作に問題なし。どうやら上手くいったようです。


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 12速用のミッシングリンクを再利用して大丈夫なのでしょうか? たぶんメーカー非推奨だと思うのですけど、これまで11sのミッシングリンクを再利用してきて問題は起きておりませんので、今回も自己責任で再利用。そのためにもミッシングリンクを壊さないように丁寧に扱う必要があります。だから専用工具があった方が良いと思っている私です。下手にケチってラジオペンチとか使うと、色々とリスク高まりますよね。

 

 

 

 さて、交換作業が済んだら、ちょっと簡単に屋外で試験走行。


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 このところの陽気で道路の雪もかなり減りましたけど、まだまだ所によってはこんなに雪が残っているのです。

 

 実際の屋外走行でシフターやブレーキを動かしてみましたけど、問題ありませんでした。しっかりサクサクと動作してくれております。よかった!

 これで週末はまたファットバイクで遊べそうですね!

 

 

結語:

 前回の記事でも書きましたけど、キャニオンの素早い対応には本当に感心してしまいます。ある程度の工具がそろっていて、自分である程度のことはできる自信がある方であれば、キャニオンは非常に便利で有力な候補になることでしょう。近所のサイクルショップにパーツ取り寄せを依頼するより早いかも? 逆に言いますと、手元に専用工具などが無く、自分で自転車をいじる自信のない方にとっては、キャニオンは困難な選択肢に違いありませんね。

 

 

追伸:

 今回のテスト走行。試しにタイヤの空気圧を大幅に下げて走ってみたのですけど…、グリップは良いのですがステアリングがぐにぐにして気持ち悪かった(笑)。さすがにちょっと空気圧下げ過ぎたか…(笑)。