kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

復刻したら面白い!?いずれそう思うようになる!?そんな大器晩成型の折り畳み自転車たち

 

 逃がした獲物は大きかった。

 

 世の変遷、移り変わり。新しいモデルが誕生する裏で、ひっそり消えていくモデルもある、そんな自転車界。

 現役モデルで販売されていた時にはあまり注目されなかったのに、廃版になってから、「ああ、あの時に買っておけばよかったなぁ」…なんてことも、珍しくないように思います。

 

 私なりに、昔のモデルを見返していて、そんな風に感じたモデルを記事にしてみました。こういうの、復刻してくれたら面白いと思うのです。

 

■復刻してみたら面白い気がする折り畳み自転車:

DAHON Cadenza Eight:

 最初に挙げてみるのは、ダホンのカデンツァ・エイトというモデルです。既に廃版になっております。

 

 

 26インチホイールを採用した折り畳み自転車。26インチホイール自体が現在は絶滅危惧種ではありますが、そんな26インチホイール採用の折り畳み自転車は、ますます…。

 でもね、一般的な20インチや16インチのホイールに比べると明らかに走行性能が高い26インチホイールを採用した折り畳み自転車って、面白いと思うのですよね!

 しかも、内装8速アルフィーネの変速機構をもち、街乗りとしては十分な性能に思います。外装リアディレイラーがないので、シンブルにまとまっていますね。

 

 折り畳みは Lock-Jaw システムですので、折り畳みに工具が必要になります。そのため、気軽にポンポン畳んだり開いたりして使うには向いてません。しかし、例えばオンシーズンは普通にクロスバイクとして使い、オフシーズンはコンパクトに畳んでしまっておくとか、そういう用途ならバッチリだと思うのです。

 

 

 見た目にもカッコイイですし、復刻してくれませんかね~?

 

www.dahon.jp

 

 

■Tern Eclipse UNO:

 次に挙げてみるのは、Tern Eclipse UNO です。こちらも既に廃版。

 

 

 ちょっと分かりにくいですが、こちらは24インチホイールを採用したモデル。こちらもディスクブレーキ。

 

 24インチというと、26インチ以上に絶滅危惧種となっておりまして、現在ではタイヤやチューブの入手が難しくなっていると思うのですが、このスタイル、カッコいいと思いませんか!?

 さらに、シングルスピードというのもカッコイイと思うのです。BMXっぽいイメージと申しましょうか、折り畳み自転車では希少種じゃないでしょうか。

 

 簡単に折りたためる機構は他の tern 車種と同様。ホイールが大きい分だけ、20インチや16インチモデルにくらべると折り畳み時の大きさも嵩張ってますが、その代わりに走行性能が強化されておりまして、どっちを取るかと問われれば、走行性能を取る人もいるのでは?

 

 

 コイツも、ぜひ復刻していただきたい折り畳み自転車だと思ったわけです。

 

ternbicycles.jp

 

 

■廃盤になってから「あの時に買っておけばよかった」となりそうな折り畳み自転車:

DAHON D-Zero:

 こちらは2023年の現在も販売されているのですが、すぐに製造中止、廃版となりそうな気配がしている DAHON D-Zero です。

 

 

 折り畳み自転車…というか、「半」折り畳み自転車…と呼んだ方が良いかも。フレームは折り畳めません。シートポストを引っ込めて、ステアリングコラムを折りたたむという、ある意味で斬新なシステム。

 

 

 これって、昔々の DAHON への先祖返り?オマージュなのだそうですね。「これじゃ、折り畳み自転車としてあんまり意味ない」…と思われる方も多いかと思うのですが、私は「面白いな~!」…と感じました。ちょっと変なヤツが好きな私だからかもしれませんが…。

 16インチホイールですが、フルフェンダー装備でセンタースタンド台座もあり、さらにヘッドチューブにラゲッジトラス台座もあるので荷物積載もOK。街乗り実用自転車としては必要な要素を兼ね備えてますね。

 それだけでなく、どうやら走行性能も(折り畳み自転車にしては)高いという噂があります。私がいつも楽しく動画を拝見している某ショップの話なのですけど、ちょっと試してみたいな~っと思う D-Zero なのでありました。

 

www.dahon.jp

 

■結語:

 そんなわけで、とりあえず3つほど挙げてみましたが、他にも色々あるのですよね。どうしても私の自宅には置き場所にもお財布にも制約があるものですから、気になる自転車を次々に買うわけにはいかないのですが、これらの車種に興味津々な私なのでありました。