kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

安全な #自転車通行帯 #自転車レーン がもっと増えて欲しい。

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 自転車を趣味にしている私ですが、競技にはあまり興味なく、もっと日常的に楽しみながら利用して、それで健康増進にもなればいいな!…っていう姿勢。そんな私としては、道路はもっと安全に自転車を利用できる場所になってほしい。そのためには、安全な自転車専用通行帯、自転車レーンが増えて欲しい。そう思っております。

 

 そこで、NHKがこんな記事を掲載しておりましたので、私なりに思ったこと等書いてみます。

 

 

 そんなわけで、この記事なのです。詳細については、直接、リンク先の記事をお読みください。

 

www3.nhk.or.jp

 

 

 この記事、どんなことが書いてあるのか簡単にまとめながら書き進みます。

 

 「自転車は車道」…といわれても、道路が狭く自動車通行量の多い日本…特に都市部…では、車道を自転車で走るのは怖い。そこで、自転車専用通行帯、自転車レーンの整備が進められている。

 

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 はい、全くその通りです。実際、自動車、特に大型トラックなどに混じって車道を自転車で走るのは、恐ろしくスリリングな行為です。

 私としても、自転車専用通行帯、自転車レーンの整備には、大賛成。しかし、ちょっと勘違いされたくないと思っていること、それは、「自転車専用通行帯はロードバイクでブッ飛ばすための場所じゃない!ママチャリ天国のことだよ」…と私は思っていることです。

 どうも自転車趣味人の方は勘違いしている方が多いんじゃないかと思っているのですけど、自転車を安全に生活利用するということから考えるなら、自転車の側だって速度を控えて利用することが必要だと思っております。道路でレースごっこはやめましょうね。

 

 

 しかし、実際に自転車専用通行帯を設けてみたものの、路上駐車の自動車に塞がれて利用できない…なんてことが想定以上に多くあった。そのために事故も起きている。

 

 実際、札幌などでもそうなのですけど、私も、路上駐車の自動車は自転車の天敵だと思っております。

 

 しかし、現実問題として、配送用トラックなどで路上駐車をやむを得ずしているという事情もあり、それらとの共存の方法を考えなくちゃいけません。

 そんなわけで、「場所」を分けることで共存というのはどうでしょう。

 

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 はい、上の写真のように、自転車専用通行帯とは分けて、路上駐車帯を設けるという考え方、確かにアリだと私も思います。

 しかし…ですねぇ…(苦笑)。ちょっと自転車に乗り慣れた方でしたら、上の写真に言いようのない不安を覚えたのではないでしょうか。

 自転車にとっては、助手席側のドアは完全にトラップですし、歩道の植え込み側から出てくるかもしれない歩行者は脅威そのものです。率直に申しまして、この自転車専用通行帯を自転車で走るなんて、シューティングゲーム並みにスリリングな体験じゃないですか!?

 これが安心して走れる自転車専用通行帯とは、到底思えない私です。

 

 改良するなら、駐車帯と自転車専用通行帯の間には自動車の乗り降りのためのスペースがあってほしいですし、歩道側はもっと見通しのきくように植え込みを減らして欲しいものです。

 

 次に、「時間」で共存という考え方もあります。貨物自動車の多い時間帯とそうでない時間帯で、道路の構成を変えるという考え方です。

 

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 うん、まあ…、これも考え方としてはアリだと思うのですけど、苦しい案ですよね。夜間こそ危険な時間帯でもあるので、自転車専用通行帯は是非確保してほしいと思う私です。

 

 

結語:

 世の中、一気に変えることは難しいですよね。そんなわけで、こうして今できることからやっていく…という考え方に、私は賛成です。警察や道路行政担当の方々も、少しずつ自転車専用通行帯の整備を進めて、そこから改良していくという考え方だと思うのです。その一方で、自転車を利用する一般ユーザーの側も、そこにどんな危険が潜んでいて、どんな自転車通行帯を求めているのか、草の根できちんと声を挙げていくことって大事だと思っております。

 

 

 

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