2021.02.28に納車されたファットバイク CANYON DUDE CF 8。しかし、納車から1週間経たないうちに、転倒によりディレイラーハンガーを破損。されど、CANYON さんの万全のサポート体制により、その後1週間もせずに補修用パーツが送られてまいりまして、ディレイラーハンガーを交換。
…と、まあ、納車から1カ月もたたないうちにブログネタを次々と生み出してくれる CANYON DUDE CF 8 なのですけど、ディレイラーハンガー交換後、トップギアを使用すると歯跳びが起きるようになりました。
原因は何かな?…と観察してみると、チェーンをつなぐクイックリンクの組付け不良でありました。
■もくじ:
歯跳びの発生:
組付け後の初ライドで、トップギア時の歯跳びを確認したのが、2021.03.15 のこと。
このライド中に歯跳びに気付き、途中で観察などしたのですが原因を発見できず。しかたなくトップギアを使用せずに帰宅。まあ、ファットバイクですし、トップギアなんて無くても問題なし(笑)。
原因の特定:
帰宅後もなかなか原因を発見できませんでした。スタンドに乗せてクランクを回してみても歯跳びは発生せず、しかし三本ローラーを回してみると、実走行時と同様にトップギアで歯跳びが発生。
まあ、ファットバイクで三本ローラーを回すってどうなの?…って感じですけどね(苦笑)。回せちゃうんですねぇ、これが! 音はめちゃめちゃうるさいですが。
しかし、三本ローラーを回していて、割とすぐに気付いたのです、歯跳びが一定のリズムで発生していることに。そうなりますと、疑わしいポイントは絞られてきます。はい、アレですよ、アレ。
で、改めてチェーンを確認して、発見しました。
それが上の写真。すぐに気付かれましたね? そうです、クイックリンクの向きが逆なのです!! これによりスプロケットの歯との噛み合わせが不十分となり、歯跳びが発生していたのですね。チェーンが大きく屈曲する…つまり直径の小さいギアほどこの影響は大きく、今回の場合はトップギアのみで歯跳びが発生していた…というわけ。
なんというケアレスミス。ちゃんと観察していれば防ぐことのできたミスでした。
問題の解消:
というわけで、早速修正いたします。
専用工具を使って丁寧にクイックリンクを外します。
そして、正しい向きに取り付けなおしたのが、下の写真。
再び三本ローラーを回してみましたが、見事に歯跳びは解消されておりました。よかった!
結語:
それにしても、これまで KMC や SHIMANO のクイックリンク(ミッシングリンク)は使用したことがあったのですが、SRAM 製は初めて。
あまり時間がない中でチャチャッと作業を済ませてしまったため、きちんと確認しなかったのがいけなかったですね。こういう早合点はいけません。超反省しております。
とりあえず重大な事故や破損が起きることなく問題解消することができて、安心いたしました。