豪雪地帯の冬はファットバイクを使って、便利でエコで経済的で楽しい街乗りなんて如何ですか?
雪国のサイクリストの間で、もうかなり普及してきた感すらあるファットバイク。私も CANYON DUDE CF8 を購入してそろそろ1年が経とうとしております。
雪の上で自転車なんてアホか!…と、一般の方には思われてしまうのでしょうけど、むしろ雪上ライドのために生まれてきたファットバイクとしては、雪の上こそ本領発揮の場。
雪の上でファットバイク。依怙贔屓なしで申しまして、楽しいです。ロードバイクなどですとやっぱり 100km とかロングライドしてナンボな感じはありますけど、私の個人的な感覚としては、ファットバイクは例えば BMX のようなプレイバイク的な要素が強く、長距離長時間をストイックに楽しむような物じゃあないと思っております。
ですから、自動車に混じって車道を走るのもダメではないのですけど、それって冬は色々危ないですし、それよりも歩行者がほとんどいない田舎の歩道をゆっくりしたスピードで楽しむのが良いと思っておりますけど、いかが?
冬の雪国の歩道は、一応除雪はされているものの、除雪重機の車輪やキャタピラ、歩行者の足跡、崩れてきた氷の塊などで、かなりオフロードな感じです。はっきりいってデコボコです。
そういう場所を乗り越えていけちゃう極太タイヤの感触を味わうのが、ファットバイクの楽しみ方だと思うのです。
しかし、ただ乗るだけではやがて飽きてきてしまいます。
そこでお勧めしたいのが、ファットバイクの街乗り運用。
ちょっとコンビニへ。ちょっと郵便局へ。ちょっとお祖母ちゃんちへ。ちょっとスーパーへ。ちょっと役場へ。
豪雪地帯の冬の住人の皆さんって、そういう「ちょっと」な用事にもついつい自動車を使ってしまいがちだと思うのですけど、ファットバイクなら、ガソリンを使わないので環境にも良くて経済的で、しかも冬の運動不足の解消にもなり、尚且つ楽しい!…という、一石四鳥なメリットがあると思いませんでしょうか?
そんなわけで、豪雪地帯の冬のファットバイク乗りの皆さん、もっと街乗りにファットバイクを使ってみませんか?…というご提案でした。
雪山トレイルなどよりもずっとお手軽にファットバイクを楽しめますよ~!