あえて道なき場所を走りたくさせてくれるファットバイク!初心者の私でさえ、いつものポタリング道がちょっとした冒険アトラクションに!
2021年2月28日に納車されたファットバイク CANYON DUDE CF 8。
主に冬季の雪上ポタリングのために入手しようと思い立ったわけですが、夏場だって楽しまなくちゃね!…というわけで、ポタリングに連れ出してみたら、とても楽しかった!
2021.04.06(火)
いつも「仕事上がりのプチポタ」と称して、夕飯前のひと時、短時間短距離のサイクリングでストレス発散している私。
近所をひと回りするようなコースですので、行ける場所は限られております。ここは西文京町河川敷広場。
いつもなら、築堤上の管理道路を走るだけの場所なのですが、乗機がファットバイクですと、私などでもアスファルトの上だけでは飽き足らなくなりまして…、
こんな所に突撃してみたくなっちゃうんですね(笑)。
本格的なオフロード用バイクを所有したのは、これが初めての私。当然、技術も経験も体力も全くありませんが、それでも難なくこんな場所が走れてしまうファットバイクなのでした。
そこから並木公園へ。
時々、昼食を食べに来ていた東屋ですが、
この程度の段差ですと、何の技術も要せず、前輪乗り上げ時にちょっと前輪荷重を抜いてあげる程度で、あとはファットバイクに任せておけば、ポコンポコン…と難なく登れてしまうことが分かりました。
この CANYON DUDE CF 8 と私という組み合わせで一体どの程度のことまで可能なのか!? それを確かめることも今回のポタリングの目的。もちろん技術も経験も体力もない私ですので、そんなスゴイことができるとは思っておりません。しかし、そんな私にとっても、いつものポタリング道をちょっとした冒険アトラクションに変えてしまうくらいの走破性がこの機体にはあることが良く分かりました。
ファットバイクをお持ちの方であれば、きっとわかってくれるはず。そうでない方でも、ファットバイクに乗ってみればすぐに気付くはず。アスファルトの上だけでは満足できないのです。ちょっと道を外れてみたくなる、そんな誘惑。
グラベルバイクですと砂利道くらいが精々ですが、ファットバイクですと、砂利(道じゃない)、芝生や草地、露出した木の根、ちょっとした段差、ぬかるんだ泥、砂などといった場所でも、気軽なポタリング感覚で何の気構えも技術も経験も要せず走破できてしまうというのが…、何ともじわじわ笑えてきます(笑)。下の写真のような残雪も、ちょっと面白いアトラクション!
上の写真は並木公園の桜。今年は暖かい春、桜の開花も早まると伝え聞いておりますが、ここ北海道赤平市の桜の木はまだこんな感じ。
下の写真。カスタムらしいカスタムといえば、タイヤのチューブレス化のみ。ほぼ「どノーマル」の CANYON DUDE CF 8 ですが、それでもこれだけポタリングの楽しみの幅を広げてくれるのですから、これは嬉しい発見。
住友河畔広場もひと回り。
ここでも、いつものアスファルト路面はほとんど走らず、あえて草の上やら段差やらを選んで走る私。ただし、パークゴルフ場やサッカー練習場を荒らさないよう、そういう場所は全て避けてます。どこでも入って行けるファットバイクですが、公共の迷惑になるようなことはいけません。
何の技術も経験も体力もない私でさえ、このファットバイク CANYON DUDE CF 8 でこのくらいのことが軽々できることがわかりました。もう少し乗り慣れれば、もう少し色々できそうです。更に経験を積み練習すれば、コイツの本当の能力を引き出せるかもしれません。要するに、今の私にとっちゃ完全にオーバースペックな分不相応に贅沢なファットバイクです、CANYON DUDE CF 8 ってヤツは…(苦笑)。
そして、そう思うと、今まで自転車で行くことは諦めていたあの場所も、そしてあの場所も…、行けちゃうんじゃない!?…なんて、色々と楽しい想像を広げてくれる CANYON DUDE CF 8 でありました。
ファットバイクはロングライド向きの機体じゃないと思いますが、自宅から半径 20km 圏内を遊びつくすためなら、最高の機体かもしれませんね。