kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

ガチではない、健康増進お気楽のんびりサイクリストには、サイクルコンピューターよりもスマートウォッチの方がお勧めかもしれない。

 

 

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2022.12.09

 日頃からお気楽のんびりサイクリストを自称しております私。前々から興味がありましたスマートウォッチを購入してみました。

 

 

 そこで、レースなどは全く目指していない、心身の健康とお楽しみが目的の、そんな私のようなサイクリストにとっては、サイクルコンピューターよりもスマートウォッチの方が良いんじゃないかと思ったものですから、記事にしておこうと思います。

 どなかたかの参考になれれば幸いです。

 

 

 

初めて買ってみたスマートウォッチ:

 改めまして、スマートウォッチ買ってみました。こちらの製品です。

 

 

 Withings という聞きなれないブランド。私もあまり良く知らないのですけど、どうももともとはフランスのブランドで、一時期はノキアに買収されてその傘下に入り、再び独立したという、なんかそんな感じのブランドみたいです。

ja.wikipedia.org

 

 iPhone ユーザーの私がもともと目を付けていたスマートウォッチは、当然のように Apple Watch でありました。しかし、その購入を我が家の奥様に打診してみたところ、華麗にダメ出し…。その理由は、「ふざけた感じがするから」…。Apple Watch にしてみたら酷い言われようだと思うのですけど、まあ、分からなくもないかも…? 仕事などでスーツを着る機会も多い私。Apple Watch がスーツに似合うか?…と問われれば…確かに…。

 しかしながら、どこかの訳わからんブランドの安いスマートウォッチを買う気にもなれず、何か良い製品はないかな~?…っと探していたところ、見つけたのがこの Withings でありました。

 

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 アナログ文字盤とスマートウォッチの融合。フランスのブランド、ノキアも一枚噛んでる…となれば、製品は信頼できそう。このデザインなら、スーツにも似合うということで、奥様の許可も無事に取得できました(笑)。ついでにお値段もお手頃

 

 スマートウォッチとしての計測機能は最低限になっておりまして、心拍数歩数活動量、睡眠分析くらいしか計測してくれません。その代わり充電は長持ちするようで、カタログでは1回の充電で最大25日間も!

 

 詳しくは公式HPをどうぞ。

 

www.withings.com

 

 

 

スマートウォッチ+自転車:

 日常生活の活動量や歩数、心拍数を常時計測してくれるスマートウォッチ。これだけでも十分に楽しい~!

 加えて、一応、サイクリストな私の興味関心としては、やっぱり自転車との組み合わせではどうか?

 そんなわけで、屋外の普通のポタリングと、室内での三本ローラーで、それぞれこの Withings Steel HR を使ってみた感じをご紹介します。

 

スマートウォッチでポタリング・サイクリング:

 まずは屋外のポタリング…といいましても、豪雪地帯に住む私。そして今年は12月初日からガンガン降ってる雪。そんなわけで、こんな感じのポタリングとなりました(笑)。


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 あはは…。

 事前にスマホの専用アプリで「サイクリング」を設定しておきます。そして、いざ出発の際、スマートウォッチ Withings Steel HR のサイドスイッチを長押しすると、アクティビティーメニューが出てきます。Steel HR の小さな丸い画面上に「Cycling」という表示が出ますので、これを選らんでポタリング開始。

 なお、Withings Steel HR 本体にはGPS機能はありません。GPSスマホの物を使用しておりますので、専用アプリを入れたスマホを持参し、Steel HR とBluetooth で繋いだ状態にしておきます。

 

 はい、そんなわけで、今回のポタリングの様子は下の動画をどうぞ。

 


www.youtube.com

 

 

 さて、楽しい雪上ポタリングが終わりまして、一息ついてコーヒーでも飲んだら、スマホの専用アプリを開いてみます。

 ホーム画面の「最近の測定値」の中に、「サイクリング」というのがありますので、これをタップ。


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 すると、こんな画面が出てきます。


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 実際にポタリングしたコースが地図上に表示されていますね。そして、速度高度もグラフ化されて出てきます。走行距離平均速度消費カロリーも。これって、まるでサイクルコンピューターみたい!!

 

 さらに、心拍数も計測されております。


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 こちらも、こんな感じでグラフ化。おお!面白い!!

 

 

 

スマートウォッチでインドアサイクリング(ローラー台):

 さて、屋外でのポタリングに加えて、私が興味あるのはインドア・サイクリング。三本ローラーであります。お天気の悪い日なんかは便利。

 

 早速、こちらでもスマートウォッチ Withings Steel HR で「indoor cycling」をオンにして試してみました。

 はい、こちらの動画の感じです。

 


www.youtube.com

 

 さて、30分の三本ローラーの後、どんなデータが採れていたかな?


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 アクティビティー時間消費カロリーが表示されております。そして、その際の心拍数の変化もグラフ化。

 

 おー、なるほど、こうなってるのね!

 

 

 

 なお、これらのデータは Apple 純正アプリの「フィットネス」で共有されております。こちらのアプリの画面では、このように表示されました。


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ガチではない、健康増進お気楽のんびりサイクリストには、サイクルコンピューターよりもスマートウォッチの方がお勧めかもしれない理由:

 さて、どうでしたでしょうか? 率直な感想といたしまして、レースなどを目指していない、ガチでない、健康増進が目的の、そんなお気楽のんびりサイクリストにとっては、サイクルコンピューターよりもスマートウォッチの方が良いんじゃないかな?…と思いましたので、その理由をまとめておきます。

 

 

理由1:サイクリング以外の場面でも使える

 サイクルコンピューターはサイクリングにしか使えません。一方で、スマートウォッチはサイクリングを含む生活全般で使うことができます。お金も節約できますし、物も増やさずに済みます。そんなわけで、生活全般がまさにスマートになります。

 

理由2:自転車がスッキリしてシンプルになる

 趣味の自転車って、どうしても色々とアクセサリーが増えていって、ごちゃごちゃしてきませんか? その一つがサイクルコンピューターです。もともと狭いハンドルバー上にサイクルコンピュータを取り付け、さらにフロントフォークにセンサーを取り付けて…と、自転車がどんどんごちゃごちゃしてきます。愛車をスッキリとシンプルにまとめたい方にとっては、悩みの種なのでは?

 スマートウォッチは手首に付けるだけですので、愛車をごちゃごちゃさせません。なお、心拍センサーを胸に巻き付けたりする必要もありませんので、体もごちゃごちゃしません

 

理由3:記録ではなく自分の体と素直に向き合える

 サイクリング中にサイクルコンピューターに表示される速度表示、気になりませんか? 「あれ?今日はなんだかスピード遅いな」…なんて思って、ついつい無理して頑張ってしまったり…。レースを目指してトレーニングしているならそれは大切なことですけど、健康増進が目的の私のような者ですと、どうでしょう? 人間ですから、調子のよい日もあれば悪い日もあります。前日の疲れが残っている時だってあります。その日のコンディションに素直に従って無理せず取り組むのが、健康増進には大切なこと。向き合うべきはサイクルコンピューターの数字ではなく、自分の体。

 スマートウォッチでは、走行中に速度などを確認することはできません。そのため、余計な情報に惑わされることなく、素直に自分の体の声に耳を傾けることができます。

 

理由4:隙間時間のポタリングをお手軽シンプルに楽しめる

 さあお昼休みです、ちょっとポタリングに行きましょう! サイクルコンピューターを取り付けて、電源を入れて、あれ?電池が切れてるから取り換えなくちゃ、GPSが上手く反応してくれない?センサーの位置がずれちゃったかな?シャツの下に心拍センサーを付けるのを忘れずに…云々。

 レースのためのトレーニングならこういう手間も構わないかもしれませんけど、お気楽健康増進ポタリングの場合、もっと手軽に簡単にスタートしたいもの。30分の隙間時間のお楽しみのうちの貴重な10分間を、こんなことに煩わされるなんて…!

 スマートウォッチなら、ちょちょっとスイッチを押すだけでポタリングに行くことができます。

 

 

結語:

 そんなわけで、ガチではない、健康増進お気楽のんびりサイクリストにとっては、サイクルコンピューターよりもスマートウォッチの方がメリット大きいな~っと思った次第でございます。

 どなたかのご参考になれば幸いです。