kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

#Surly #Disctrucker #ディスクトラッカー で巡る #歌志内市 #国鉄歌志内線 #廃線跡地 2023.10.08

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2023.10.08

 連休二日目の今日、妻が休日出勤でお仕事ということで、私は一人で Surly Disctrucker ディスクトラッカーを駆って、歌志内市へ。既に廃線になっている国鉄歌志内線。その駅跡地に建てられた駅看板を巡るポタリングに行ってまいりました。

 

 

 国鉄歌志内線について、詳しくはこちらのリンクへ。

 

ja.wikipedia.org


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 スタート地点は歌志内市駐車公園


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 こちらは、こんな感じの公園になっております。


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 本日の乗騎はこちらの Surly Disctrucker ディスクトラッカー。現行モデルではありません。旧モデルです。2018年にフレームを購入して自分で組み立てた機体。

 

kirdina.hatenablog.com

 

 ディスクトラッカーといえば、ガチのロングツーリングマシンとして有名ですが、のんびりポタリング機としても優秀。

 

 そんなわけで、行ってみましょう。


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 駐車公園にはこんな歌碑がありまして、…えっと、これって前からありましたっけ?


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 この駐車公園の場所は、実は歌志内線の終点、歌志内駅の跡地だったりします。


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 そんなわけで、最初の駅看板「うたしない」


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 この駅看板ですが、2022年に歌志内市によって設置されたレプリカ。昭和63年(1988年)に全線廃止となった歌志内線を偲ぶモニュメントとして、歌志内線の駅があった跡地に設置されたものです。

 

 看板の裏面には説明もありまして、鉄道ファンや当時を知る皆さんはもちろん、観光で立ち寄った方もきっと楽しめることでしょう。

 

 そんなわけで、廃線後の現在はサイクリングロード・遊歩道となっている道を、砂川市方面へのんびり進みます。

 

 見えてきたのは、「かしん」


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 「かしん」は「歌神」と書きます。歌の神様です。なにか素敵な起源話がありそうですが、ただ「歌志内」と「神威」の間だから「歌」+「神」で「歌神」みたい。


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 この場所は、今はこんな感じになってます。


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 更にサイクリングロード・遊歩道を進みます。


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 ここはサイクリングロードといっても歩行者も普通に歩く道。小さな子供もいたりします。なので、ロードバイクでブッ飛ばすような行為は絶対になさらないでくださいね。


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 そんなわけで、次の駅は「かもい」。神の威力と書いて「神威」。


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 語源はもちろんアイヌ語ですね。


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 この場所はこんな感じになってまして、何やら碑が建ってました。


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 さらに進みます。


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 もう秋ですので、落ち葉がいっぱい。


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 ちょっと趣のある遊歩道です。


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 ここでちょっと道の駅に立ち寄りましょう。

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 実はここ、レストランなどを経営していた受託業者が撤退して、道の駅としては寂しい限り。


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 でも、その割には人が来ているのですね。驚き!


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 スタッフの方もいらっしゃいました。写真展も開催されていました。


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 上手にやり方を工夫すれば、身の丈に合った道の駅としてやっていけそうな気もしますが。

 

www.utapirka.com

 

 さらに先に進みます。

 

 天然温泉につながる道の下をくぐります。


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 さらに進んで、小さな公園のところに見えてきた看板は「にしうた」


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 もちろん、歌志内市の西側だから、「西歌」。


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 地元の方でしょうか、お年寄りが一人、読書をされてました。


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 こんな感じで、この先、もともと線路があった土地は住宅が立ち並んでいるようです。


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 さらに進みまして、住宅の合間にあったのは、もんじゅ


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 実はここ、最初に通った時に見逃してしまいまして、探し回って苦労しました。


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 「三人寄れば文殊の知恵」と申しますが、間違わないでね、「文殊」じゃないです「文珠」です。


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 さて、この辺りまで来て、何か違和感をもっていたのですが、その違和感の正体がわかりました。私の脳内で「歌」の文字がゲシュタルト崩壊


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「えーっと、「歌」ってどんな字だっけ?」

 

 さらに進みましょう。


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 こんな感じの道が大好きな方には、おすすめ。


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 いつの間にやら、歌志内市を抜けて砂川市。


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 ループ橋が見えてきました。


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 上砂川町と砂川市をつなぐ、ループ橋。


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「この橋って必要???」…、そういうツッコミは胸の奥にしまって、進みます。


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 こんな田舎の景色を独り占めして、のんびり走れる道です。


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 くれぐれもご注意させていただきますが、ロードバイクでブッ飛ばすような道ではございません。時速20km未満の速度でマッタリ走るのが楽しい道です。


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 そんなわけで、「焼山駅」の跡地にやってきました。


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 ここはサイクリングレストハウスとなっておりまして、トイレとちょっとした写真資料があります。


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 そんな感じの歌志内線廃線跡地駅看板巡りポタリングでした。

 

 今回、巡ってみたレプリカ駅看板。既に廃線となった歌志内線について、写真資料で当時を知るのは嬉しいことです。当時のありのままの様子を窺い知ることができます。それに加えて、「そんな歌志内線がここにあった」…ということを、現在の景色の中に感じることができるモニュメントとして、このレプリカ駅看板はとっても素敵な取り組みだと感じました。今後も永く残していってほしい記念碑ですね。

 

 

 そんなわけで、今回の記事は終了。最後までお読みいただきありがとうございました。また、このサイクリングロードは自然豊かな景色に包まれ、途中に道の駅もありますしお店などもちらほらあり、トイレにも困りませんので、ノンビリなポタリングに超お勧めです。よろしければ、一度お立ち寄りください。

 

 

 繰り返しになりますが、決してロードバイクでブッ飛ばしたりなさいませんように。時速20km未満が似合う優雅なポタリングロードであります。

 歩行者とすれ違う時には更に減速し、安全に十分に留意してください。小さな子供やお年寄りとすれ違う時には、躊躇なく自転車を降りて歩いてほしいと思います。

 なんか説教臭くてすみません。

 

 

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