ロードプラス規格 の元祖、定番スリックタイヤ WTB HORIZON 650Bx47 で、実際に砂利道をどの程度走れるのか? 実際の動画あり。
2022.10.25
ロードプラスという規格が WTB から提唱されてから、何シーズンくらい経ったのでしょうか。すっかり定着した1つのカテゴリーとなったように思います。そんなロードプラス規格の始まりといえる WTB HORIZON 650Bx47 。その太いスリックタイヤで実際に砂利道を走ってみたら、どんな感じなのか。
私なりの感想を書き記しておこうと思います。どなたかの参考になれば幸いです。
ロードプラス規格とは?:
そもそもロードプラス規格とは? WTB が提唱したこの規格。
既に有名だと思うのですけど、簡単にまとめますと…、
本来は 700C ホイール用のフレームだが太めタイヤを装着できるクリアランスをもつものに、ひと回り小さい 650B ホイールを使ったら、タイヤの外径はほぼ一緒でもっと太いタイヤが使える!そうしたら、乗り心地よく、悪路走破性も高まる!
…と、そんな感じ。
ロードプラス WTB HORIZON で3年余り走ってみました:
そんなわけで、私もグラベルバイクの BOMBTRACK ARISE 2 2018 に WTB HORIZON 650Bx47 をチューブレスレディーで組付けて装着してみたのが、2019年1月のこと。
このタイヤで色々なところを走って3年あまり。舗装路を1日で200km走ってみたり、砂利道を走ってみたり、色々ありましたっけ。懐かしい~!
WTB HORIZON で砂利道グラベルを走ってみた感想:
そこで、実際に砂利道を走ってみて、どうだったか?…という話なのですけど、率直に申しまして、「十分走れる!」…っていう感想を持ちました。
WTB HORIZON 650Bx47 って、ご覧のとおり完全なスリックタイヤなのですけどね。
当然、「やっぱりブロックタイヤの方が、しっかり路面を掴んで安定走行できるのでは?」…と思われると思いますし、私も実際にそう感じるのですけどね。でも、空気圧低めにできるチューブレスレディーのこと、しっかり低圧にした柔らかタイヤにしておきますと、このスリックタイヤでも変形してちゃんと路面を掴んでくれるようです。
もちろん、これは乾燥路面のお話。雨上がりなどの泥濘(ぬかるみ)では、やっぱりスリップして危険だと思いますけどね。
実際に砂利道グラベルを走ってみた動画を貼っておきますので、ご参考までにどうぞ。
ロードプラスの元祖ともいえるような WTB HORIZON でもこれだけ十分に走れるなら、最近のより高性能なロードプラスタイヤなら、猶更よく走れるように思います。グラベルバイクならロードプラス規格、私は今後も愛用したいと思います。