kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

#機械式ディスクブレーキ #PROMAX #RENDER R の #パッド交換 方法

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 廉価ですが、レースなどハードな使用をしないなら、必要十分な性能を発揮してくれる PROMAX RENDER R のパッド交換方法について、まとめておきます。

 

 

 たぶんコレ…かな? 違ったらごめんなさい。

 

 以下、私の愛車 BOMBTRACK ARISE 2 2018 の実際の写真でご紹介します。

 

■古いパッドの除去:

 とりあえず、車体をひっくり返してホイールを取り外したのが、下の写真。こちらが今回の作業対象である機械式ディスクブレーキ PROMAX RENDER R となります。見た目も構造も AVID BB5 にそっくり。


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 こんな感じの機械式ディスクブレーキです。


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 下の写真はリアブレーキのもの。フロントブレーキと同じ物です。


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 では、作業開始です。

 

 機械式ディスクブレーキの構造は単純で、ディスクローターを2枚のパッドで挟み込んで制動する仕組みであることは、ご存知のとおり。今回の PROMAX RENDER R のような片押し式の場合、一方のパッドは固定されており、もう一方のパッドが押し出されて、ディスクローターを締め付けることになります。

 

 そして、ブレーキレバーを放した時にパッドがローターからちゃんと離れるように、パッドの間には板バネが仕込まれています。

 まずは、この板バネを撤去します。

 

 下の写真のように、マイナスドライバーなどをパッドと板バネの間にこじ入れて、板バネを外します。


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 はい、板バネが出てきましたね。


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 これを引っこ抜きます。


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 はい、取れました。


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 板バネが取れると、パッドも簡単に外れます。指で押し出すだけです。


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 はい、取れました。


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 2枚のパッドを取り出して、除去終了。

 

 下の写真が取り外したパッド2枚と板バネです。


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 こんなにすり減っておりました!! びっくり!!


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■摩耗具合の確認:

 新品と比較して、どのくらい摩耗しているのか確認してみましょう。

 今回、私が用意したパッドは、こちらの製品です。


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 色々なメーカーから発売されいますので、お好きなのをお選びください。

 

 新品と並べて比較してみると…、


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 左から、「新品、新品、古パッド(可動側)、古パッド(固定側)」…となってますが、固定側にくらべて可動側のパッドが大きく摩耗しているのがわかりますね。

 

■新しいパッドの取り付け:

 では、新品のパッドを取り付けていきます。基本的には取り外し方の逆をやるだけです。

 

 まずは、新しいパッドを1枚ずつ入れていきます。スペースの都合上、2枚いっぺんに入れることはできません。


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 2枚目のパッドが入れにくい場合は、いったんブレーキワイヤーを取り外したり緩めたり、固定側パッドを一番外側に移動させたりして、対応します。


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 2枚のパッドが入りましたら、板バネを入れます。


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 はい、パッドに刻まれた溝に合わせ、2枚のパッドの間に板バネを挿入していきます。カチンと止まるまで挿入します。


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 はい、できあがり!!


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 あとは、ワイヤーを調整したりディスクキャリパー位置を調整したりといった、通常の作業になります。

 

■結語:

 パッドの交換は決して難しい作業ではありませんが、安全性に大きく関わるパーツですので、慎重に作業しないといけませんね。なお、何かありましても当ブログは一切責任を負いかねますので、自分で作業する自信がない場合は、ショップ等に依頼することをお勧めいたします。


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