kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

【CANYON DUDE CF8】初めてだらけのファットバイク

 毎年冬になると患ってきた「ファットバイク欲しい病」により、今年、ついにファットバイクを発注してしまった私。選んだのは CANYON DUDE CF 8 というファットバイク

 しかし、単に「ファットバイクが初めて」というだけでなく、細かく見ていくと色々と初めてのことが目白押しのようでして、その辺についてざっくりと列挙してみようというのが今回の記事でございます。

■もくじ:

  2013年夏に BRIDGESTONE ORDINA M3 を購入したことから始まった私の趣味の自転車。その後、コツコツ独学しながら、もはや原型を留めないほどに自力カスタムを行い、楽しんできました。

 その後、2017年春には DAHON HORIZE を購入し、そして2018年春、満を持して入手したのは、BOMBTRACK ARISE 2 という多用途オールロードグラベルバイク。さらに同年夏には SURLY DISC TRUCKER のフレームセットを入手し、ORDINA M3 改からパーツ移植する形で自力バラ完を達成。

 こんな感じでやってきた 2021年。ついにファットバイク CANYON DUDE CF 8 に手を出すこととなったのですが、そのファットバイク初めて尽くしとなりそうな予感であります。

 

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CANYON DUDE CF 8

 

CANYON DUDE CF 8 初めてリスト:

 そんなわけで今回の記事では、CANYON DUDE CF 8 で私が初体験することになるであろう機材的事柄を列挙してみようと思います。

 

 

その1:カーボンフレーム・カーボンフォーク

 現在主力で乗機している機体は、DAHON HORIZE がアルミ、BOMBTRACK ARISE と SURLY DISC TRUCKER がクロモリです。カーボンフレーム+カーボンフォークの機体は初めて。

 カーボンって、「紫外線で劣化する!」「転倒したら割れた!」などなど、色々いわれているわけですけど、まあ、CANYON はカーボンフレームの MTB なども長年開発販売しておりますし、ASTM規格でもカテゴリー3に入ってますから、そんな軟(やわ)な物ではないはずでしょう。60cmまでのジャンプは想定済みらしいですし。

 

ameblo.jp

 

 BOMBTRACK ARISE 2 も SURLY DISC TRUCKER も ASTM カテゴリー2ですので、(通常使用で想定されている力のかかり方ならば…)これらよりは頑丈なはずですよね。

 

 

その2:ワイヤー内装

 率直に申しまして、これは避けたかった…。最近流行のワイヤー内装です。確かに見た目はスッキリしてカッコイイかもしれませんけど、セルフメンテナンスという点からは厄介者だと思うのですよ。

 具体的には、シフトワイヤーとドロッパーシートポストワイヤなのですけど、何とかなりますかね? こればっかりは、現物を見てみないと判断できないですね。

 ちなみに、ブレーキホースは外装なので嬉しいです。

 

 

その3:SRAMのコンポーネント

 これまで、ずっと SHIMANO 製のコンポーネントを中心に弄ってきた私。SHIMANO のコンポであれば、素人ながらある程度は理解しているつもりですし、とりあえず自分が不便を感じない程度には弄ってまいりました。しかし、SRAM のコンポは今回が初めてとなります。

 SRAM SX Eagle というこのコンポは、MTB 系のエントリーグレードらしいですね。

www.sram.com

 

 このコンポについて詳しく書かれた記事はないかな~?…と探してみたら、こんなのありました。

bikebind.site

 

 スラムについては、特にシマノとの比較で色々言われておりますけど、実際使ってみるのは今回が初めてになりますので、楽しみです。

 

 

 

 

その4:油圧ディスクブレーキ

 DAHON HORIZE はリニアプルブレーキ(Vブレーキ)、BOMBTRACK ARISE 2 と SURLY DISC TRUCKER はワイヤーで引っ張るメカニカルディスクブレーキ。したがいまして、油圧ディスクブレーキは今回が初めてなのです。

 基本的な取り扱いの注意点や仕組みは既に色々と情報を得て理解しているつもりですが、油圧ディスクブレーキ用の工具類を用意する必要がありますね。オイル交換作業とか、自力でやってる人はネット上を探しても何人もいますので、たぶん私にも何とかなるだろうと思ってはおりますが。

 

 

 

 

その5:ファットタイヤ

 ファットバイクが初めてなのですから、当たり前ですけどファットタイヤを扱うのも初めてです。まあ、簡単にいうとデカいクリンチャータイヤなのですけど、なぜこれが問題になるかといいますと、チューブレス化をしようと考えているから。

 これまで、700Cx28、700Cx42、650Bx47 の各サイズのチューブレス化は自力で成功させましたが、今回は 27.5 x 3.8 インチ。さて、このサイズのチューブレス化は上手くいくでしょうか。先日購入したブースターの出番かな!?

kirdina.hatenablog.com

 

 

 

その6:プレスフィットBB

 これまで、すっとスレッド式のBBばかり扱ってきました。ホローテック2はやっぱり便利です。しかし、今回の CANYON DUDE CF 8 はプレスフィット方式のBB。圧入してありますので、セルフメンテナンスという点では困ったものです。

 例えば交換作業。頑丈なクロモリフレームだったら、ガンガンやって強引に外す…というのもアリかもしれませんけど、今回はカーボンフレームですのでそれは危険そうですよね。

 

 

その7:スルーアクスル

 ディスクブレーキといえばスルーアクスルが定番となって久しいですが、実は我が家の BOMBTRACK ARISE 2 も SURLY DISC TRUCKER も、クイックリリース方式のディスクブレーキ車だったりします。そんなわけですから、スルーアクスルは初めて。

 まあ、仕組みは知ってますし、特に問題はなかろうと思ってはおります。

 

 

その8:ドロッパーシートポスト

 これも初めてですね。どういう物かは知っているつもり。色々な YouTube の動画がありますし、先日のNHKチャリダー」でもやってました。ちょっと楽しみです。

 

 

 

■結語:

 そんなわけで、今回の CANYON DUDE CF 8 で私が初体験することになるであろう機材的事項を挙げてみました。

 もちろん走り回るのも楽しみなのですけど、メンテナンスやカスタムしたりするのも大好きですので、いつも1粒で二度美味しい思いをしております。特に今回は、私にとってかなりたくさんの新要素が詰まっておりまして、本当にワクワクです!