kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

2021年、ちょっと遅めの走り初めは快晴ながら雪の中。

 2021年が始まって1カ月が経とうとしている1月24日(日)。

 ちょっと遅めの走り初めに行ってまいりました。

 

 もちろんこの季節の北海道、豪雪地帯の赤平市。今年は特に雪が多めですので、もちろん雪の中。Ride on Snow !!

 

 この季節、車道は雪で道幅も狭くなっていたり、見通しが悪くなっていたりしますので、できれば歩道を走りたいところ。

 ところが、歩道の除雪は自転車を念頭に置いてなされてはいませんので、こんな感じでして…(苦笑)。

 

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 上の写真が歩道です。

 正直申しまして、お世辞にも自転車で走りやすい路面状況とは申せません、…っていうか、結構厳しいです(苦笑)。

 

 本日の乗機は SURLY DISC TRUCKER 2018。道端の雪原には動物さんの足跡!


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kirdina.hatenablog.com

 

 冬用スパイクタイヤである Schwalbe Marathon Winter 26x2.0 を装備とはいえ、基本はツーリングバイクである Disc Trucker には、こういう路面環境は少々荷が重いかも…。

 

 

 ですけど、今日は本当に雲一つない快晴で、ピリッとしまった空気とともに気持ち良い日でしたよ!


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 まあ、歩行者の足跡の形に固まった路面は凸凹だらけなのですけど…。 

 

 珍妙形状のオフロード系マルチポジションハンドル、SURLY MOLOKO BAR。荒れた路面での操作性が良くて、助かります。


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 このサイクルコンピューターがこの低温に耐えられるか?…少々心配でしたけど。

 

 

 さて、意外に思われるかもしれませんけど、豪雪地帯の氷点下の気温であっても、日当たりのよいアスファルトはこんな感じだったりいたします。


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 こういう路面状況の良い場所は車道を走りますけど、…何しろ冬用タイヤが重い…(苦笑)。スパイク効かせるために空気圧も下げているので、猶更重い…。まあ、無理せずのんびり走ります。

 

 さて、もっと冬らしい場所に行きたいと思いまして、山の方へ入っていきました。赤平市西豊里町


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 こんな感じの道を走ると、「うーん、雪上ライド~!」…って感じで楽しいのですけど、このくらいの路面が2インチ幅のタイヤで走れる限界じゃないでしょうか。時々タイヤが埋まり込んで走れなくなります。

 ファットバイクだったら、こういう場所も楽しく走破できるのかな!?

 

 動物の足跡がそこらじゅうに。この足跡はたぶんキタキツネ


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 2020年はあちこちにヒグマが出た北海道赤平市このあたりもヒグマが何度も出た場所なのですけど、この季節ならその心配はないので安心ですね。


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 こんな所まで除雪されているのは、この先にも民家があるから。でも、さらに先に進むのはちょっとキツそうだったので、ここからいったん引き返します。

 

 さて、国道に戻ってから再びクライム。エルム高原リゾート方面へ。


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 こんな感じでキレイに除雪され、凍結しているものの滑らかな路面は、スパイクタイヤなら大変スムースに走れます。快適!


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 途中、赤平徳川城に寄り道。赤平市でも最も目立つ場所にある過去の遺物であります。


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 さて、途中で右折してエルム高原オートキャンプ場の方へ登ってみました。

 柴犬(?)2匹を散歩させているおじさんと軽い挨拶。


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 突き当りのここまできまして、夏だったら左折してエルム高原温泉の方へ回れるのですけど?


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 ちょっとこれはキツイかなぁ…(苦笑)。

 SURLY DISC TRUCKER で走るのは不可能ですね、明らかに。ファットバイクだったら…? いや、ファットバイクでもこれは無理でしょう…たぶん。


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 だけど、先程の柴犬(?)散歩おじさんは、ここから来たらしい。…というわけで、押し歩きで突破を試みます(笑)。


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 はあはあ息切れしながらの行脚となりましたが、冬の森の中を散歩するのも気持ち良いものですね!


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 スノーモービルの走行跡がありまして、それをたどって進んでみます。


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 こういう場所が自宅近くにあるっていうのは、本当に幸せなことだと思うのです。


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 さて、何とかエルム高原温泉に到達。

 キャンプ場では雪の斜面が作られており、お子様たちがソリなどでキャーキャー盛り上がっておりまして、また、このような雪の中だというのに、ソロキャンプしている人がいたりして、少々驚き!

 

 そこから快適に一般道を下り、赤平市幌岡町から赤平市共和町方面へ。


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 やっぱり Schwalbe Marathon Winter 26x2.0 の担当範囲は、こういう路面ですね。こういう所は本当に不安なく走れます。


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 水田はすっかり雪に覆われ、まるでクリームを塗ったスイーツみたい。

 

 空知川を渡って赤平市住吉町へまわって、のんびり帰宅。


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 そんな感じの2021走り初めは、SURLY DISC TRUCKER での約20km雪上ライドでありました。


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 走行ルートはこんな感じ。


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 ほんの20kmほどのライドでありましたが、雪上ライドですと満足感ありますね。

 

 分析データもご紹介。まあ、あんまり意味ないですけどね。


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 氷点下の気温の中、Bryton Rider 450 はしっかり機能してくれました。途中で止まるんじゃないかと思ったけど、大丈夫でしたね。

 

 

 

 春待ち遠しい雪国サイクリスト。どうしても室内で三本ローラーを回す時間ばかりになってしまうのですけど、やっぱりちょっとで良いから屋外を走りたいものです。自然の空気を感じながら走るのが、サイクリングですよね!

 そんなわけで、交通安全には十分に気を付けて、晴れた日の週末にはまた雪上ライドしたいな…と思います。

 

 


2021 走り初め雪上ライド 2021.01.24