【Velo Orange】Neutrino:何か色々な可能性を感じるミニベロ
Velo Orange という自転車ブランドがあるんですね。詳細については公式HPをご覧いただくのが早いですけど…、
…ちょいクラシカルめな雰囲気の、しかしそれでいて現代的で機能的な、そんなブランドだと思います。
他にはなかなか無い空気をまとったフレームやパーツを色々と出しているブランドで、どれも素敵なのですけど、中でも Neutrino ニュートリノというミニベロが気になっている私です。
Velo Orange の Neutrino ニュートリノとは、こちら。完成車販売とフレームセット販売があるようです。
Neutrino Mini-Velovelo-orange.com
さて、パッと見た感じはよくあるミニベロなのですけど、すぐにいくつかの点に気が付かれたことでしょう。
- やけに太いタイヤ
- ダボ穴いっぱいのフロントフォーク
- スライディングドロップアウト
見れば見るほど、不思議な魅力を放つミニベロだと思うのです。
ミニベロの DAHON HORIZE を 2017 年から愛用している私の乏しい経験からでも分かること、それは「一般的にミニベロはロングライド向きではない」…ということ。しかし、このダボ穴いっぱいのフロントフォーク。一体何に使えというのでしょう?
それは、やっぱりこういうことですよね!?
こういうの、大好きです!!
また、「一般的にミニベロはグラベルライド向きではない」…と思うのですけど、この太いタイヤは?
グラベルにどんどん繰り出せ!…と、そういうことでしょうか!?
大好きです!!
一般的には、ミニベロは長距離巡航には向いておらず、むしろその加速の軽快さはストップ&ゴーの多い市街地でこそ威力を発揮する…と、思うのですけど。また、車輪径が小さいために実は通常のツーリング車よりも荷物積載スペースが多く確保でき、また、ホイール・フレーム共に重心が低いため安定して走行・駐輪できるというのも、ミニベロの強み。これを本気でグラベルライドへ持ち込んだら、一体どんな化学反応が起きるのか!? わくわくしませんか!?
街乗り、通勤通学、お買い物だけじゃない、色々な可能性を感じさせてくれる Velo Orange NEUTRINO MINI VELO 。
どう考えても高速走行向きの車体じゃないとは思いますけど…、
総合的に考えたとき、これほど長く愛用しがいのありそうなミニベロは、他に見当たらないと思うのです。
他人と被ること少なく、さりげない個性をギラギラ発揮でき、ちょっとした街乗り用、通勤通学用、買い物用から、泊りがけのロングツーリング、更にはグラベルツーリングまで、様々な可能性を感じさせてくれるミニベロ。そういう非常にレアな車種の一つが、この Velo Orange NEUTRINO MINI-VELO なのではないかと思う次第であります。