kirdina’s(裏)自転車秘密工房

「ordinaM3を買ってみたブログ」の作者による秘密の自転車工房です。濃い部分だけ抽出してみました。

GPSサイコン Bryton Rider 450 でルートナビゲーションを設定する

 もともとお気楽ポタリング派の私。ですから、「サイクルコンピューターなんて要らなくね?」…という人だったのですけど、2020年春、ブルベに挑戦してみようと思い立って、紙のキューシートで見知らぬ道を走るのは非常に難しいと悟り…。

 

 そんなわけで購入したGPS付きサイクルコンピュータ、Bryton Rider 450

 

 

 購入前は私もそうだったのですけど、「ちゃんと使えるの? 面倒なんじゃない?」…と思われているかもしれない方のために、写真入りで「ルートナビゲーションの設定」の実際をご紹介したいと思います。

 

■事前準備:

 用意するもの。

  • Bryton Rider 450 本体。
  • スマホ+Bryton Active アプリ
  • パソコン

 事前にマニュアルを見て、ネットワークの設定とかアカウントの取得などは済ませておいてください。

 パソコンは無くても良いのですけど、スマホ画面でルートを引くのが面倒なので…。

 

■パソコンでルートデータを作成する:

 パソコンのブラウザで Bryton Active のサイトにログインすると、こんな画面が出てきます。

 

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 画面右上にある「ルート作成」をクリック。


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 こんな感じの地図画面が出ます。


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 ポチポチと地図上をクリックして、ルートを引いていきます

 うわ、マジでこんなルートで良いのか、私!? 「経由地5」のあたりとか、本当に走れるのか!?


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 すると、画面左側に経由地が表示されていきます。


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 同時に、交差点ごとの方向指示データも勝手に生成されていきます。


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 はい、ルートデータができました。

 ちなみに、途中経由地の編集はできません。途中の経由地(たとえば下の写真の「経由地5」)を変更したい場合には、経由地5以降の経由地13から5まで全てを削除して、改めて作り直す必要があります。これはちょっと不便ですね。


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 次に、画面右上にある「↑」をクリックします。


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 アップロード用のダイアログが出ますので、名前を付けて「アップロード」


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 しばらく待っていると、アップロード完了。


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スマホからサイコンへデータを転送する:

 そうしましたら、スマホと Bryton Rider 450 本体を用意。

 まず先に Bryton Rider 450 を起動してから、スマホで Bryton Active アプリを起動。この順番でしないと、スマホアプリがサイコン本体を認識しないことがあります。割と重要なポイントです。

 

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 起動画面。


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 アプリが起動したら、画面下にある「コース」をタップ


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 コース画面の「マイルート」をタップ

 ちなみに、スマホでもルート作成はできるのですけど…、画面が小さくて使いにくいです、私には…。


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 マイルートを開くと、さっきアップロードしたデータ「SMR20200613」がありました。これをタップして開きます。

 ちなみに、古いデータの削除などもここからできます。


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 すると、地図表示が出て、作成したルートを確認できます。


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 右上のメニュー「・・・」から、「デバイスへ転送する」をタップ。

 今回は自宅の Wi-Fi で転送しています。


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 上手くいっていれば、Bryton Rider 450 本体側が反応します。


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 スマホアプリ側では、転送作業完了の表示が出ました。


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 でも、Bryton Rider 450 側は、まだデータ受信中です。


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 データ受信完了。


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 では、Bryton Rider 450 にて、「ルートナビ」を開いてみましょう。


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 はい、作成したデータ「SMR20200613」がありました。


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 このルートデータを開いてみると、コース全体図が確認できます。


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 あとは、スタートボタンを押せば、ルートナビが始まります。

 

■結語:

 どうでしょう? 割と簡単にぽんぽん使えて、便利であります。

 STRAVA のルート作成も有料化しちゃいましたけど、私にはこの Bryton があるので、ルート作成に不自由することはなさそうです。

 サイクルコンピュータなんて要らない!…と思ってきましたが、使ってみると意外と楽しいものですね。

 これでブルベも道に迷わず走れるかな!?