お昼休みのプチポタ 2020.08.14
2020.08.14（金）
世間はお盆休みだと思いますけど、帰省、里帰り、行楽シーズンなれど、例の新型コロナウイルス騒ぎのため、何とも居心地悪い夏になっちゃってますね…。
そんな私は、明日からお盆休み。今日はまだお仕事日なのですけど、まあ、ほんのりお盆休みムードの空気となっております。
ここ数日、酷暑が続いた北海道赤平市なのですけど、今日は涼やかな風。どうやら夕方からは雨らしい…。雨が降る前に…というわけで、行ってきました、お昼休みのプチポタです。
本日の乗機は SURLY DISC TRUCKER 650B なのですけど、
実は少々セッティングを変えております。ハンドルステムを少々下げてみました。
左が従来の状態、右が変更後の状態。
そんなわけで、行ってみました、お昼休みのプチポタ。
まずは、西文京町河川敷広場を回って、こもれび通りへ。
遠くから丸見えなのですけど、近くでじっくり見たのは初めて？ ズリ山階段わきの山林伐採現場です。
おー、見事に丸裸にしちゃいましたねぇ～。なんでも６５年を経過した山林は伐採して、植林するなどして更新しないといけないのだとか。
仕方ないこと、計画通り。
…とはいえ、これはまた随分と大胆に…（苦笑）。
さらにこもれび通りを進んで、見えてきたのは赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設と、旧住友石炭鉱業株式会社赤平炭鉱の立坑櫓であります。
計画当時は賛否両論渦巻いた赤平市民世論だったのですけど、無事に日本遺産にも登録され、こうして休日には駐車場が埋まる状況なら、作って良かったと私は思いますけど、いかがでしょう？
赤平市は炭鉱で栄えた町です。私の父もこの立坑櫓の下で働き、私を育ててくれました。赤平市の石炭は、間違いなく日本の戦後復興と経済成長を支えた原動力の大きな一部でありました。赤平市民が手を挙げずして、一体だれがこの歴史を守り伝えていくのでしょうか。そんなのは国や道がやればよい？ だけど、国や道を動かすにも、まず地元民が大切にしていればこそ…の話だと思います。
さて、少々余談が長くなりましたので、こもれび通りを先に進みます。この道の南東端に位置するのは、株式会社北海道加ト吉の工場であります。下の写真、左の植え込みの向こうの建物ね。
でも、今日この頃のこの辺りでは、加ト吉の工場よりも気になってしまうのは、うやっぱり植え込みの手前にある「熊出没注意」の看板でしょう（苦笑）。
実はこのあたり、ヒグマの目撃情報が相次いでおります。
実は、今朝もヒグマ痕跡情報が赤平市公式LINEに流れました。
またヒグマ目撃情報。たぶん、このところの一連の情報は、すべて同じ個体でしょうかね。#赤平市 #ヒグマ pic.twitter.com/hPHqdEmdzw
— Kirdina (@ordinaM3user) 2020年8月14日
正直に申しまして、今回、このコースをとるかどうか少々悩みました。しかし、ヒグマの目撃情報は夜間のみであり、痕跡情報も朝のみ。この点から考えて、この地域に出没しているヒグマは夜間にのみ市街地に出てきていると思われることから、お昼休みの時間帯なら安全だろう…と考えての決断でありました。
そのままこもれび通りを離れて、住友河畔広場へ。いつものポタリングコースなのですけど…。
うーん、どうしても、この鬱蒼とした茂みの中から黒い巨体がヌッと現れる場面が想起されてしまいます…。
そんなわけで、一応、ヒグマ除けに携帯スピーカー。これでシンフォニックメタルを、近所迷惑にならない程度の音量で流しながら行くことにします（苦笑）。
珍妙な SURLY MOLOKO BAR にぶら下がったスピーカー。
さらに住友河畔広場を進みます。パークゴルフ場のテント脇にも、熊出没注意。
何しろ自然豊かな公園ですので、あっちもこっちも茂みだらけ。いつもは気持ちよくポタリングしている場所なのですけど、この看板一つでどこから山親爺が現れても不思議はないように思えて…なんか落ち着きません。
ここでエゾシカやキタキツネに会ったことは一度や二度じゃありませんけど、ヒグマだけは勘弁してほしい（笑）。
だけど、上の写真の奥の方、よく見ると親子連れが虫取りしてるのよね…。割と地元民は落ち着いております。
さて、ここで一休み。改めて我が愛車 SURLY DISC TRUCKER を見てみましょう。
ハンドルステムを下げたことにより、サドルとハンドルバーがほぼ同じ高さになりました。やっぱり自転車はこの方が見栄えが良いように感じます。
もともとコイツは、楽な姿勢でダラダラ流すようにポタリングするために、ハンドルバーを高めに設定しておりました。しかし、確かに姿勢は楽なのですが、ペダルにしっかり体重を載せにくいように感じてもおりました。
今回、ハンドル位置を下げたことにより、特に MOLOKO BAR の角部分（白いバーテープを巻いたところ）を握った巡航姿勢の際に、より自然にペダルに体重が載るようになったと感じます。長距離ライドや登り坂がちょっと楽になることを期待しております。
結局、ヒグマに邂逅することなく、無事に帰還できました。良かった良かった。
そんな感じの約11km、１時間弱のポタリング。平均速度は16km/hののんびり仕様。
ほんの短いサイクリングですけど、頭がスッキリするのを感じるのは、やっぱりストレス解消になってるってことなんですよね！ 私にとっては必要な時間なのであります。
